幼稚園教諭の資格は持っていた方がいいの?

養成学校によっては、保育士資格と同時に幼稚園教諭の免許を取れる事があります。

しかし、保育士養成学校の中には幼稚園教諭を取れない、またはスクーリングで自分で資格を取得しないといけないのです。

勿論自分で取る事で余計に費用はかかってしまうので、取るべきかどうか悩む人も多いでしょう。

今回は幼稚園教諭の資格も併せて持っていた方がいいのかを紹介していきます。

給与が高いのは…

保育園で働くのと、幼稚園教諭として幼稚園で働く際に、給与が良いのは幼稚園教諭の方です。

保育園保育士の平均給与は約18万円と言われていますが、幼稚園教諭はそれを大きく上回る約23万円です。

幼稚園教諭は名前からして分かるように、教諭免許です。ですから、学習の役割を任されて、保育士よりも学習的な援助を行う事で給与が高く設定されています。

一人担任が多い

給与が高いのは、仕事がその分大変だという事も加味されています。

幼稚園はほとんどの所が一人担任、手が必要な時に二人体制になる事もありますが、基本的には一人で何でもしなければなりません。

トラブルが起きても自分で子ども達全体を把握しながら話し合いをしなければいけません。

また、学習の進行なども全て自分が責任を持たなければいけないので、遅すぎたり子ども達の間で差が生まれてしまうと、保護者からのクレームにもつながります。

全員が一定のレベルまで達する事が出来るように学習指導する事が求められます。

休みが多いのは…

では、休みの多さで比較してみましょう。

保育園は、保護者の要望に応えて、平日は遅い所では20時まで、そして夜間保育を行っている所もあります。

そういった所の保育園は勿論保育士が夜勤も延長保育もこなすので、必然的に家に戻る時間が遅くなります。

幼稚園では、大体どこでも遅くても14時には降園になります。

また、延長のお預かりをしている園もありますが、延長専門のパート職員が雇われている所が多いです。

ですから、幼稚園教諭は14時に子ども達が降園してからは自分の仕事や掃除を行い、17時には退園する事が出来ます。

お休みの数も全く違います。

最近ではどこの保育園も、土曜日に仕事のある保護者が増えているので、土曜日も保育を行っています。

土曜のみ延長を行わない園もありますが、それでも18時までは子ども達を預からなければいけません。

幼稚園は土曜日はお休みです。勿論日曜日もお休みで、更に嬉しいのは夏と冬には長期休暇もあります。勿論その間幼稚園教諭は出勤しなければいけない事もありますが、自分の仕事に集中できるので、持ち帰りで仕事をする必要もないので、仕事が終われば自分の好きなように時間を使って問題ありません。

きついと思ったら幼稚園教諭に転職できる

上記の様に、給与良し、休みも多いという事で、保育士よりも幼稚園教諭の方が待遇はかなり良いです。

子ども達も3歳~5歳までの就学前の子ども達なので、言葉も通じますし、乳児のように手がかかる事も少ないです。

どれだけ仕事をしても給与も待遇も改善しない保育士に絶望してしまった時、幼稚園教諭の免許を持っていれば、待遇が良い幼稚園へと転職する事が出来ます。

保育士経験者であれば、幼稚園側も好意的に見てくれるので、転職先としてはオススメです。

認定こども園に転職できる

最近増えている認定こども園ですが、元々認定こども園として設立された所、保育園から認定こども園に変化した所と、元の姿は様々です。

自分の働いている保育園が、次年度からいきなり認定こども園に変わるという時、働き続けるには幼稚園教諭の資格も必要となります。

認定こども園で働くには、幼稚園教諭の資格と保育士資格を両方取得しておく必要があります。

いきなり保育園から認定こども園になる事なんてあるの?と疑問に感じる人もいるかもしれませんが、実はよくある事なのです。

そうなったからと言って、保育士がいきなり辞職させられる訳ではなく、幼稚園教諭の免許を取りに行くか、又は学習などの面を幼稚園教諭を持つ保育士に任せて、保育のみを保育士資格のみの保育士が行う事もあります。

しかし、読んで分かるように、昇進したり、担任などに選ばれて優遇されるのは、幼稚園教諭も併せ持っている人です。

昇給に関しても、やはり貢献度の高い人から順番に行われていくので、幼稚園教諭の免許を持っている方が、様々な面で有利だと言えます。

幼稚園教諭を取る方法は?

幼稚園教諭を働きながら取るのは大変ですが、上記のように転職の選択肢が広がりますし、自分の園が将来認定こども園に姿を変えた時に優遇される為にも、持っていた方がいいです。

幼稚園教諭を取る為には、以下の方法があります。

・保育士資格を取る際に、幼稚園教諭も同時に取得できる養成学校に入る

・幼稚園教員資格を独学で取得する(※一か月120時間以上、3年以上の保育士としての現場での経験があり、高校を卒業し大学の入学資格を有している事が条件で試験を受けられる)

2019年度までに行われている特例措置を利用する(※保育士として3年以上4,320時間の勤務時間を持つ事で、8単位のみで幼稚園教諭の資格が取得できる)

勿論一度保育士を辞めて、学びを深める為に養成学校に通い直す事も良いと思います。

保育士も幼稚園教諭も持っていればブランク関係なく再就職できるので、学びを深める機会だと辞める人も多いです。

自分の将来を考え、一番合った方法で資格取得を目指してください。

まとめ

幼稚園教諭の待遇の良さは、保育士からすれば破格のものですし、転職を意識した時に、保育園だけではなく、幼稚園、認定こども園も選ぶ事が出来るので、良い条件の所が見つかる可能性が更に上がります。

将来性もあるので、幼稚園教諭の資格は取れるものなら絶対に取っておきましょう。

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