保育園で働く保育士に向いている性格は?

保育士資格を取りたい、または取ったから保育士として就職したいと考えた時、自分に本当に務まるのか…と不安に感じる人は多いと思います。

保育士は現在、待遇の悪い仕事として、処遇改善を求めるニュースやドキュメンタリーが頻繁に放送されています。

しかし、実際の所処遇の悪さもそうですが、人間関係や保育士に向いている性格かどうかも仕事を続ける上で重要な点となっています。

今回は、保育士に向いている性格の人を紹介していきます。

向いていない性格だと当てはまった人は、性格改善に取り組みましょう。

恥ずかしがらない

声が大きい事も大切ですが、同じ様に言葉をはっきりと言おうとする姿勢も大切です。

子どもの前でも恥ずかしいと思わずに、はっきりとした口の動きを見せられる性格の人が向いています。

特に乳児担任は、はっきりした言葉を使って子ども達のお手本にならなければいけません。

子ども達は、保育士の口の動きや発した声の音を覚えて、真似をしようとします。

保育士が口の動きをはっきりと見せないと、子ども達は真似が出来ずに上手く発音が出来なくなってしまいます。

「少し発音しないだけで大袈裟だ」と感じる人もいるかもしれませんが、実際に言葉を発さない事は子ども達の発達に大きな影響を与えてしまいます。

1歳~2歳児は、とにかく大人の発する言葉を子ども達は吸収します。

言葉が出るのが遅い子も、保育士が正しい発音を聞かせる事で段々と覚え、言葉を急に発するようになる事もあるので、言葉をはっきりと子どもの顔を見ながら発する事が大切です。

臨機応変に対応できる

保育士は完璧主義の人ほど追い詰められてしまいます。

保育士の現場に教科書は通用しません、常に子どもと保育の現場は子どもの数だけ新しい発見で溢れています。

そこで、全てを完璧に対応しようとしても無理です。

例えば、今週のねらいとして、子ども達が自分の身の周りの事を出来る様になるというものを設定した場合、子ども達が着替えなどで自分の力でズボンを履くのを待ってあげるのが一番良いのですが、後の時間や他の子どもの把握もあるので、いつまでも待っておけないのが保育の現場です。

「ねらいに忠実に!」と意地でも声掛けをしながら待とうとする保育士もいますが、それでは他の子どもに影響が出てしまいます。

ある程度待って、出来なければ介助し、どうすればその子が再びズボンを履く時に履けるようになるのかを考えるのが正しい保育士の姿勢です。完璧主義過ぎると、自分が潰れてしまいます。

なるべく臨機応変に動けるように、思い通りにならない保育の現場をボランティアや自主実習で経験しておく事が必要です。

相手に合わせる事が出来る

保育士の中には、「話し合えば必ず分かってくれる!」と希望を持って、ガンガン前向きに保護者や子ども達にぶつかっていく性格を持つ人もいますが、必ずしもその前向きな性格が良いとは言えません。

保護者の中にはその前向きでぶつかって来る性格が鬱陶しいと感じる人もいますし、保育士とは距離を置きたいと思っている保護者もいます。

子ども達同様に、保護者の中には、話を聞いて欲しい人、逆に子どもの様子を沢山聞きたい人、保育士の性格を見極めたい人、保育士の事を信頼している人と色んなタイプの人がいます。

その性格を察して、相手と距離を取りたい保護者に合わせて一線置いた付き合いが出来る事が求められます。

人によって態度を変える事が出来る、そんな人こそ保育士に向いていると思います。

子どもに対してもそうです。

子どもの中には、発達障害を持つ子ども、内気な子ども、活発な子ども、大声を怖がる子どもなど、多様な性格の子どもが集まって一つのクラスを形成しています。

大きな声で笑顔で話しかけるのが、全ての子どもにとって良い訳ではありませんし、発達障害を持つ子どもには、その障害に合わせて工夫した声掛けを行う事が求められます。

一人ひとりを尊重して、接する事が出来る、相手を思いやれる人こそ向いている性格だと言えるのです。

贔屓しない・計算がある程度出来る

人間ですから、ついお気に入りの子どもや保護者が出来てしまうのはしょうがないです。

逆に、苦手な子どもや保護者も出て来てしまう事だってあります。

そういった時、無意識に好きな子どもばかりに構ってしまう人は保育士に向いているとは言えません。そこを我慢できる性格の人こそ、保育士に向いていると言えます。

贔屓をせずに、「この子にはこれだけ構ったから、この子にはこれだけ構おう」と、計算をしながら子ども達の時間を作れる、計算が出来る性格の人こそ向いていると思います。

苦手な子どもはつい避けたくなってしまいますが、避けてばかりでは関係は悪化するばかりです。

相手の好きな遊びなどを観察し、邪魔にならない程度に一緒に寄り添って遊ぶ事だけでも信頼関係は芽生えます。

クラスは大体一クラス30人ほどです。

30人と上手に環形を作ろうと思ったら、ある程度の時間計算をして子どもに接する事が必要です。

まとめ

保育士はとにかく子どもと保護者がいないと成り立たない仕事です。

保護者と子どもの信頼を得られる人こそ、保育士に向いています。

誰に対しても笑顔で話し、大きな声を出す…これだけなら、誰だって出来ます。

保育士は、保育に欠ける子ども達に保育を行い、そして保護者の育児の不安を受容して、必要に応じて一緒に解決法を探す存在です。

そういったポイントを抑えておけば、保育士に向いている性格になる事が出来ます。

また、常にその性格をしておかなければならない訳ではありません。

子どもや保護者の前のみ上記の性格で、自分の時間は元の性格に戻っても良いのです。

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