勤務地が離島ってどうなの?

最近流行っているのが、都会から田舎のゆったりとした場所へ転職する事です。

保育士業界でも人気があり、「ゆっくりとした雰囲気で子ども達と楽しく遊びたい」「毎日設定保育で発達ばかりを気にせずに、のびのび子ども達を遊ばせたい」という願いを持って、転職を志す人も増えています。

しかし、離島で仕事を探すのは非常に大変ですし、人間関係を築くのもかなり大変です。

今回はスローライフに憧れて田舎に転職・就職を考えている人向けに、田舎で保育士をする事の大変さを紹介していきます。

そして、どんな事に気を付ければ理想の転職・就職が出来るのかも併せて紹介していきます。

離島の大変さ

離島に転職・就職をした際に苦労する事の大変さは以下の通りです。

・田舎の為交通手段が主に車になるので維持費がかかる

・人間関係が出来上がった閉鎖的な空間に行くので、溶け込むまでに時間がかかる

・欲しい物が手に入らない事がある(※服や本などの娯楽品の買い物は本土に行かなければ出来ない等)

・保育方針はその土地独自の物が培われて来た為になかなか自分のやりたい保育を受け入れて貰えない

・就職の選択肢がかなり限られる(※保育園のみしかない、施設がない等)

・医療施設が少ない

離島は一見ゆったりした時間の流れる、子どもとの時間を大切にする場所に見えます。

あながち間違ってもなく、確かに自然やその土地の物を活かして、自然や土地を好きになれる保育を行っています。

子ども達は毎日設定保育で発達ばかりを重視するのではなく、自然の中でのびのびと成長する事を望まれます。

しかし、その反面で都会などで行われる先進的な保育はなかなか受け入れられないのが現実です。

例えば、リトミック運動よりも自然遊びが重視されるなど、自分のしたい先進的な保育は受け入れて貰えない可能性が高いです。

また、離島などでは人間関係がかなり密接で、昔からいる人達でコミュニティが出来上がっているので、そこに後から入るとなるとかなり気を遣わなければなりませんし、溶け込むには時間がかかります。

やはり、人間は誰でも最初は警戒しますし、実力もないのに受け入れて貰う事は出来ません。

預ける保護者、地域の人に働きぶりを認めてもらえるまでは時間がかかるので、人間関係で悩む事も多いのです。

また、保育士は激務なので体調を崩す事も多々あります。

しかし、そんな時に離島には簡易な診療所しかなく、しかも仕事が終わった頃には締まってしまっているという事もあります。

病気の際に、身近に駆け込める病院がない事が非常に不安要素でもあります。

給与は?

気になるのは給与ですが、離島の保育園でも給与に差が出ます。

とある離島保育園では、約18万円の条件で保育士を求人していました、勿論正社員登用はありで、交通費や残業代も出ます。

この約18万円は本土の保育園でも破格で、保育士に安定していると人気の認可保育園の給与よりも1万円程高いです。

離島という事で、なかなか人が来ずに条件を釣り上げている所もあるので、あまりに安い所に焦って就職・転職を決める事はありません。

離島でも良い就職をする為には?

では、上記のデメリットをはねのけて、憧れのスローライフ保育士になる為にはどうすればいいでしょうか?

以下が対処法です。

・まずはアルバイトやお手伝いで離島に行き、雰囲気や人に溶け込めるようにする

・行きたい保育園の保育方針に従う

・体力づくりをして、体調を崩しにくい体を作る

・島の行事や催しに積極的に参加して顔を売り込む

コミュニケーション能力は、保育園の仕事の中でも求められる事です。

そのコミュニケーション能力を今度は離島で発揮しましょう。

離島では小さな催しや、手伝いを必要とする事が沢山あります。

そういった小さな事に、まずは移住希望者として参加し、周りに顔を売って移住についての相談を持ち掛けてください。

話し合いをする中で分かり合え、移住がスムーズにいきます。

また、体調を崩さない様に体調管理に気を付けて、市販薬を必ず携帯するようにすれば対応できると思います。

持病の不安がある人は、まず持病を治す事から始めるといいと思います。

求人はあるの?

気になる求人ですが、現在は少ないながら各求人サイトに最低2件から存在しています。

また、独自に島のHPなどで募集をしている所、園のサイトで募集している所もあります。

広告費にお金をかけられない為に、求人を出していない所もある可能性があるので、まずは転職サイトなどで離島の条件を付けて検索して貰う、または引っ越したい場所が決まっている場合はそこの区役所などに電話して、求人が出ていないか尋ねてみるといいでしょう。

それぞれの保育園のHPにも求人情報が掲載されている可能性もあるので、引っ越したい離島の保育園HPを確認してください。

なかなか人の来ない離島には、正規職員登用という魅力的な求人も存在しています。

給与が高く、ゆったりとした雰囲気で正規職員で働きたい人は離島を選択するのも良いと思います。

ですが、一つ気に留めておいて欲しいのは、一度正社員になったら離れたくないと思う人が多いでしょう。

そこに正社員登用をして貰ったら、離島で定年まで働く覚悟も必要となります。

引っ越しが容易ではない事も、離島暮らしを始める人にはネックになっているようです。

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