勤務地は都市部と田舎ではどっちがいい?どう違う?

保育士を勤める際に勤務先を選びますが、その際に田舎と都会ではどう違うのでしょうか?

今回はそれぞれ田舎で働くメリット・デメリット、都会で働くメリット・デメリットをお伝えしていきます。

都会で働く事に憧れる人も多いですが、都会には都会の大変さがあるのです。自分の経済状況に合った場所で働けるようにしてください。

田舎のメリット

では、まず田舎で保育士をやる事のメリットについて、以下にまとめてみました。

・家賃、物価が安い

・自然と触れ合うのびのびした保育に取り組んでいる所が多い

・周りに知り合いが多いので、モンスターペアレンツがいない

・保育士にも様々な年齢の人がいるので、経験談や保育についての相談がしやすい

・結婚・出産しても融通が利きやすい

田舎は物価や家賃が安いので、多少賃金が安くても十分暮らしていく事が出来ます。

そして、土地が広く自然が豊かなので、どちらかというと部屋の中できっちり設定保育を行ってというよりも、自然と触れ合いながらのびのびと体を動かし、体力をつけ自然での遊び方を知る保育に力を入れている傾向があります。

ですから、毎日かつかつと設定保育の準備に追われる必要もありません。

保護者も知り合い同士が多く、そこまでモンスターペアレンツとして文句を言ってくる人も少ないです。

自然と触れ合っていれば怪我はつきものだと割り切ってくれている保護者が多いのです。

また、結婚しても続けられる環境が整えてあるので、定年まで勤める人の割合も高いです。

田舎のデメリット

良い事ばかりではありません、以下が田舎で働く際に考えられるデメリットです。

・通勤時間がかかってしまう

・悪い噂が広がりやすい

・最先端の保育に触れる機会がなくなる

・保育士免許を活かせる場所が限られてしまっている

田舎はなかなか新しい保育を取り入れる機会も、知る機会も限られてしまいます。

ですから、最先端の保育を知りたい人には向かないと思います。

また、施設などの児童指導員を目指す人は、田舎には施設が少なかったり、規模が小さく思ったような保育が出来ないと感じてしまう事もあります。

そして辛いのが、悪い噂です。お互いが知り合いである事もあって、横の繋がりは密接です。

ですから、保育士の噂なんかはすぐに保護者の間に回ります。

直接文句を言わずに、保護者同士で愚痴を吐く事もあるので、悪評が勝手に保護者の間を駆け回っている事もあるのです。

田舎のネットワークに悩んで保育士を辞職する人もいるので、田舎の保護者間は他の地域よりも密接で大変であるというのだけは知っておいた方がいいと思います。

都会で働くメリット

都会で働くメリットとして挙げられるのは、以下の通りです。

・給与が高い

・進んだ保育を学べる

・通勤に困らない

・場所によっては産休・育休制度が整えられている

都会は給与が田舎の方よりも高く設定されており、差額は23

、最大で5

にものぼると言われています。

また、都会の方は保育の需要や新しい試みをどんどん取り入れているので、様々な形態の児童福祉施設で働く選択肢を得られます。(※24時間の保育園、夜間保育を行っている園も都会の方に多い傾向があります)

そして、田舎では車を持っていないと通勤が大変ですが、都会は交通が整備されていますし、大体駅から近い場所に児童福祉施設を建ててあるので、車を持たなくても通勤には困りません。

また、最先端の保育は子ども達に施すだけではなく、保育士の待遇も含めです。

ですから、場所によって(※特に東京の保育園)は、試験的に年休を増やしたり、産休・育休制度を充実させて保育士が働きやすい環境を作る事に取り組んでいます。

田舎よりも都会の方が、場所によっては年休も良く、産休・育休も取りやすいのです。

都会で働くデメリット

便利さで言えば都会の方が断然上ですが、やはり問題もあります。

・家賃・物価が高い

・のびのびした自然と触れ合う保育の機会は限られる

・職員の入れ替わりが激しい

・保育の変化スピードが激しい

田舎のように人間関係が穏やかな所は少なく、人間関係に悩んで保育士を辞職する人も少なくはありません。

また、自然に触れ合えるのは園外保育だけで、それ以外は屋上に作られた運動場のみなど、自然に触れ合う機会が少ないです。

ですから、毎日子ども達の楽しめる設定保育を考える事が求められてしまいます。保育士の仕事の負担は田舎よりも重いのです。

給与が田舎よりも高いのは、家賃や物価が高い事が加味されているというのもあります。

とある調査では、田舎の地方保育士の年収平均は200万未満~250万行けば良い方だとされていました。

都会の保育士は250万~300万が平均と言われており、差がかなりあるにも関わらず、月の貯金額は田舎の保育士の方が多かったという事実もあります。

田舎の方が物価が安いので、その分貯金に回しやすいというのもあるのです。

また、最先端の保育を学べるのは非常に良い事なのですが、保育の移り変わりが激しく、日々勉強しなければいけない事が増えるのも悩みどころです。

向上心があり、努力をする事が出来れば向いているとは思いますが、ついていくので精一杯の保育士もいます。

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