もう限界…保育士が精神を病む瞬間ベスト3

保育士をしていると、子ども達へ自然と感情移入してしまう事があります。しかし、その感情移入こそ、保育士の辞職や転職を誘発する原因となるのです。

可哀想に思うかもしれませんが、自分の精神を守る為にも必ず一歩引いた一から子ども達を見る事が重要です。

今回は私が保育士をしていて、実際に自分が経験して精神を病んだ事、そして周りで病んだ人がどんな原因で病んでしまったのかを紹介していきます。

第三位:子どもが壊れていく

施設で精神を抉られるのは、子どもが壊れていく姿です。

保護者は子どもを引き取りたい一心で、仕事や生活態度を改めて努力をします。

精神疾患が原因で子どもに手を上げてしまう場合は、精神科・心療内科やカウンセリングを受診して、その精神疾患を克服した上で、児童相談所から認められた場合のみ引き取りが可能となります。

子どもも再び保護者と暮らせる事、集団生活をしなくて良い事で非常に喜び施設を後にするのですが、その半数以上が再び施設に戻って来る事となります。

原因は、子どもが家に帰って来る事で、施設に預けていた時のように週に二日だけ顔を合わせる生活ではなく、毎日子どもが家にいて、その世話を焼かなければならない生活が始まります。

適度な距離を持てなくなった事でストレスが溜まり、再び手を上げる保護者も少なくありません。

また、もう一つ問題となるのが子ども達の生活態度です。

保護者がネグレクト気味になると、朝一人で起きる事が出来ずに学校へ行かなくなってしまいます。

その結果、生活リズムが逆転して完全に学校に行かなくなってしまったり、遅くまで遊び回って非行に走ってしまうケースも考えられます。

保護者の改心した様子や言葉、子どもの喜ぶ姿を見た上で、子どもが非行に走り壊れていく姿を見るのは胸が痛くなってしまいます。

第二位:嘘を吐く事

施設職員は常に子ども達に対して嘘を吐かなければなりません。

保護者が子どもを「要らない」と言ったり、児童手当を目当てに産んで世話をしたくないと言っていても、「お母さん、お父さんは〇ちゃんと暮したいって思ってるよ」と保護者と子どもが信頼関係を作れるように嘘を吐かなければなりません。

また、障害を持つ子ども達の中には、「将来はカフェで働きたい」「先生みたいに保育士になりたい」という子どももいます。

しかし、障害児施設の子ども達は作業所に入所する事や、そのまま成人施設に流れる事が殆どで、成人を機に自宅に戻れたり、実際に自分の働きたかった場所に行ったり、養成学校に行く事は難しいのです。

ですが、その将来を「素晴らしい夢だね」と褒めて、叶うと言い続けなければいけない傍らで、自分で子ども達の通う学校の教師と共に18歳になり施設を出る際の手続きを淡々と行わなければなりません。

本来ならば自分のしたい事をさせてあげたい、行きたい養成学校に行かせてあげたいと思いますが、現在はその夢を叶えてあげる事は出来ません。

そんな子ども達の将来に嘘を吐かなければいけないのをプレッシャーに感じて、保育士を辞職してしまう人もいます。

子ども達に感情移入をせずに、一線を置いて接する事の出来る人の方が施設職員は向いています。

第一位:敵意を向けられる

子どもから敵意を向けられる事は、非常に保育士にとっては辛いと感じる瞬間です。

納得するまで話し合い、再び信頼関係を構築し直す事が出来れば良いのですが、知的障害の中でも思い込みが激しく、一度決めたら絶対にその考えに固執するタイプの子には、一度信頼を失くしてしまうとそのまま一生信頼を回復する事は出来ません。

敵意を向けられるだけではなく、中にはパニックを起こして保育士に掴みかかって来る子もいます。

それまでどれだけ仲が良かったとしても、たった一回の過ちで保育士は「攻撃対象」となってしまうのです。

知的障害の子ども達でも、やはり親は特別な存在なので、絶対に保護者には手を上げられようとも、ネグレクトを受けようとも嫌う事はありません。

勿論過ちだって子ども達は気にしませんし、保護者であれば何でも受け入れるのです。

しかし、保育士は違います。保育士は場合によって、子ども達に厳しい指導をしなければいけない時もあります。

そういった所で不満がつもり、一度起こした不信感で爆発して二度と保育士を信頼しないという事もあり得るのです。

子ども達から攻撃対象とされても、周りの保育士と連携を取ってうまく立ち回り、攻撃を流せれば良いですが、出勤の度に暴言を吐かれて暴れられるのはダメージが蓄積します。

私も一度一人の子どもと拗れてしまい、出勤の度にその子に攻撃されるのが卒業するまで半年間続きました。

子どもに敵意を向けられて、非常に辛く分かってもらえないやるせなさで一時期はノイローゼのような状態にもなりました。

しかし、どうにか周りのフォローのおかげで子どもの攻撃をかわす事が出来たので、周りの協力を仰げるような環境・連携が取れる施設に就職した方がいいと思います。

まとめ

施設で働いていると、楽しいと思う事よりも辛い・悲しいと感じる事の方が多かったです。

施設職員に求められるのは、夜勤を勤める体力もそうですが、精神力の方が求められます。

子ども達と一線を置いて接する事は、自分の身を守る事、仕事を長く続ける事にも繋がります。

無駄な転職や辞職を防ぐ為にも、自分の性格を冷静に分析し、保育士同士の連携が上手く行っている施設を選ぶ必要があります。

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