落ち着いて!本当にあった保護者同士の争い

驚くべき事に、保護者同士でも争いが起きる事はあるのです。

ママ友と表面場は仲良くしていても、腹の中では何を考えているかわかったものじゃありません。保育士をしていると、子供同士の喧嘩だけではなく、保護者の喧嘩を止める事を頼まれる事もあります。

今回はそんなちょっと笑えるけど、保育士にとっては迷惑な保護者同士の争いについて紹介していきます。

お金のトラブル

これはよくあります。額は大概が少額で、その理由も「ランチ会のお金貰ってない」など、プライべートな事です。

しかし、お金のトラブルに関しては油断できません。実は何十万という大金を貸してしまっている保護者も中にはいるのです。

その保護者に返せと返済を迫ったものの滞っており、どうして良いかという相談もありました。そんなのは保育士では持て余すこと間違いなしなので、直ぐに弁護士へと相談してもらう様にお願いしました。

そういった金銭的なトラブルはかなり尾を引きますし、結局どちらかが園を去る事で決着する事も多いです。

保育士も早期に解決できなかった事、早めに気付いて事態を未然に防げなかった事に責任を感じて辞職や転職に踏み切ってしまいます。

お金のやり取りは一切園側は関与しないという事を、全面に押し出して相談されても困ると毅然とした態度で入園説明会などの機会に話すと、後から保護者達から訴えられても「説明した筈です。」と突っぱねる事が出来ます。

保育士の負担を減らす事が、人員確保の鍵となるのです。

勧誘トラブル

これが最も保育士も気を遣う事例です。保育園の中には、様々な宗教やグループに参加している人達がいます。

そして、そのどの宗教もグループも勧誘活動を保育園の保護者に向かって行うのです。

勿論保育士は止めますが、保育士の見ていない間に巧みに誘い出して…という事も頻発していました。

勧誘してそこがたまたま自分に合って、頑張って活動するぞ!と意気込んだ人もいましたが、「やめたい…どうやって抜けるの?!」と保育士に泣きついてきたこともありました。

その際にはその勧誘してきた人と、園長と担任で退会させて貰えるようにお願いします。

保護者同士のトラブルには、宗教やグループでの商売も深く関わってくるのです。

そうならない為にも、保育園での勧誘活動などは徹底的に禁止をし、宗教勧誘の保護者や販売グループのメンバーがいる際には保育士もその動向をしっかりと見守る事が必要です。

他人の私物を我が物に

たまに保護者の中では他の子供のものを自分のものにしようとしている人がいますが、当然それは認められません。

悪質な場合は家族に連絡もしますし、警察へ被害届も出してもらいます。

一番驚いたのは、お金がないからと友達の体操服を奪い、翌日には名前を消して自分のゼッケンを付けてきた保護者です。

勿論様々な点で元の持ち主のところに返りましたが、保護者が我が子の為と他人から体操服を奪い取るとはおもっていなかったので衝撃でした。

必ず保育士が昼休み、帰る間際などに子ども達の鞄の中を、連絡帳を入れる際や手紙を入れる際に確認するようにすると、未然に防いで元の持ち主の鞄にそっと入っていた物を返す事が出来ます。

有名人トラブル

保育士は絶対に保護者のプライベートな話や、家庭環境を他の保護者に話してはいけません。それが、たとえ身内に有名人が居るとしても、絶対に行ってはいけない行為なのです。

保護者の中には無遠慮に、「〇さんと知り合いなんだって?会わせて!」や、「サイン頂戴!」と求めてくる人もいるのです。

断ってしまうと、ある事ない事言い触らされたり、保育園で孤立してしまうという不安もあります。受け入れると、今度は他の保護者や他の人まで相手にサインや私物をねだられる危険性もあります。

保育士がそれをばらしてしまってクビになるパターンや、逆に保護者を諫めた事で対立し、結局保育園を辞めるまで嫌がらせを受ける事だってあるのです。

そうならない為に、一切他の保護者に他言してはいけません。情報管理を徹底する事で、こういったトラブルによる保育士の辞職や転職は防げます。

まとめ

保護者は子どもを送る時間、迎えに行く短い時間でも交流を持ちます。

その交流で、自分の育児の視野を広げたり、他の保護者に悩みを打ち明けて解決するなど、良い方向に転がっていくと良いですが、現実はそう良い事ばかりは続きません。

保育園は沢山の人がいる事、悩みを抱いている人がいる事で非常に宗教勧誘の場になりやすいです。

販売グループも、生活苦の保護者を見つけて、「もっと稼いでみない?」と持ち掛けて、仲間を増やしていきます。

普段の業務がかなり忙しく、保護者対応にも神経を使う保育士に、更にそんな保護者同士の揉め事を解決させるのは酷な話だと思いませんか?

保育士の転職や辞職を防ぎたいなら、余計な仕事や精神的な負担を増やさない事が一番です。保護者同士の揉め事は、園側が一切手を貸さないと最初から決めておいたり、未然に保護者の動きを把握して阻止するかの二択しか解決方法はありません。

保護者同士のトラブルでも、保育士が駆り出される事を覚悟しておく事、そして保護者同士の揉め事にぶつかった際にも、自分のせいだとは思わずにあくまで第三者として介入するのも自分の精神を保つ方法です。

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