順番は守りましょう…保育士の仰天結婚裏事情

保育士は合コンや婚活でかなりモテます、その理由は保育士資格を持って安定しているからです。

また、転勤にも連れて行く事が出来る、出産後は時間を自分で選んで働ける、アルバイトとしての給与は他の仕事よりも良い事から人気を博しています。

しかし、一歩内部に入ると結婚なんてとんでもない…無言の圧力や、職場の雰囲気で結婚が出来ない保育士が多いのです。

また、仮に結婚や出産を選んでも、辞職を迫られる事も少なくはありません。一般企業では産休や育休制度が完備され、最近では男性も育休を取れるようになりつつあります。

しかし、その子ども達を預かる保育園には、まだその波は来ていません。今回は保育園内部の結婚事情について迫ります。

結婚できないから辞める保育士の割合

結婚がしたいが故に保育士を辞めたり、転職を志す人も少なくはありません。

私の保育園には約30名の保育士がいましたが、その内の正社員と契約社員はたったの12人、更に驚くべき事にその内正社員はたったの3人でした。

そして、12人は全員結婚をしていませんでした。たまたま私が入園してから3人、立て続けに結婚する事となりましたが、いずれも辞職を選択し、保育士を辞めてしまいました。

理由としては、「先輩が行くまではダメ」という、人員を確保したいが故に結婚しない様に圧力をかける上層部と、その周囲でした。

結婚の話が持ち上がると、「でも、まだ〇年目だよね?」と先輩保育士からちくりと言われ、「その年数じゃ結婚認めて貰えないよ」と主任達に通す前に希望は叩き潰されてしまいます。

保育では、保育園の経営や保育士の負担がうまく分担される事に重点が置かれます。

ですから、結婚をする時期もプライベートな事ながら首を突っ込まれますし、その先の出産に関しても勿論保育園側から何かしらの圧力はかかります。

そういった自由がない事も引き金となり、保育士は結婚を機に辞職や、落ち着いてから再就職しようと職場から離れてしまいます。

一般企業ではどうなの?

私の友人は一般事務としてとある会社に就職したのですが、その企業は人を大切にする企業であったらしく、結婚・出産はその人のペースで構わないけれど、辞めないで欲しい為に様々な補助が出ると言っていました。

例えば、結婚をしたら残業が減る、休日出勤はなし、早朝の勤務もなるべくなしなどの配慮がなされるというのです。

また、子どもを産んでも育休を充実させ、そして何かしらの呼び出しがあった場合でもすぐに抜けられるようにサポート体制を整えてくれているのです。

一般企業では、近年こうした元々いる人を大切にする制度、または結婚・出産した人が働きやすい環境を整える風潮が強まっています。

そういった努力の結果、人材の確保には困る事がなく、余裕を持って結婚・出産をサポートできるのです。

保育士業界は人手不足の為にお互いに圧力を掛け合い、結婚する際には辞めるしかないという選択肢が用意されている為にどんどん人が離れ、一般企業へと流れて行っているのです。正直な話、保育士業界の昔からの悪しき風習が呼ぶ当然の結果です。

保育園では妊娠が良く思われない

上記のように、結婚ですら良い顔をされないので、出産となると尚更です。

正社員の人ですら、上層部からは「働けないなら辞めて貰わないと困る」と態度や言葉で攻撃されてしまいます。

正社員は各クラスの責任者として配置されているので、その責任を果たせないなら辞めてもらうしかないという考えなのです。

産休中は勿論他の保育士を穴埋めに雇わなければならないので、単純計算で2倍の人件費がかかるのです。保育園側としては払いたくないので、産休の先生を切ろうと躍起になります。

実際に私が勤務している中で、産休を取って復帰した先生はいませんでした。

対して一般企業では、産休を取って復帰するのが当たり前、企業としても慣れた人が戻ってきてくれて嬉しいという感じ方だそうです。

また、周りも結婚・出産は誰しも通るライフステージなので、お互い様と認識しており、邪魔をしようや辞めさせようとする人はいないそうです。

男性社員も多い企業では、逆に男性が女性がどんな職場であれば復帰しやすいか、どんなサポートが欲しいのかなど意見を求める会議が開かれる所もあるそうです。

こういった考えの差から、保育士を辞めて一般企業へと転向する人が増えているのです。

まとめ

子どもを預かり、働く親の気持ちが一番わかるはずの保育士が、お互いの足を引っ張り合って結婚や出産を先伸ばさせようとしているなんて滑稽ですよね。

一般企業へと希望を持って転職する保育士の多さに納得が出来ます。

保育士は確かに持っていれば就職・転職・再就職に使えるかなり良い資格ですが、実際は使い捨てのように、それぞれのライフステージで必ず辞めて次の職場を探さなければいけない面倒さもあるのです。

一つの所でじっくり仕事を覚え、ライフステージに左右される事なく安定して勤められる職場がいいとは誰でも思う事。それを叶えられるのは、残念ながら今の所は保育園ではなく一般企業の方なのです。

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