認定こども園ってどんな所?気になる給与や仕事内容を解説!

最近徐々に増えつつある認定こども園ですが、実際通わせている保護者もそうですが、保育士でもなかなか違いを説明できる人は少ないです。

認定こども園の大前提として、保育士資格と幼稚園教諭の資格両方を所有している事が条件となっています。

認定こども園では、保育所と違い学習的な指導を行う事を保育士に求められるからです。

保育士の仕事も大変ではありますが、やり甲斐のある仕事なのがこの認定こども園での仕事です。

今回はこの職業にスポットを当てます。

保育園とどう違う?

認定こども園と保育園の違いは意外と簡単なもので、これまで幼稚園としての機能を果たしていた場所、または保育園の機能を果たしていた場所が、それぞれの足りない幼稚園機能・保育園機能を補った、幼稚園と保育園の合わさった場所です。

預ける保護者層もその認定こども園がどんな形態を持っているのかによって変わってきます。

保育所型の場合は保育所同様に共働き家庭である事が必須となり、幼稚園型は特にそういった条件はありません。ですから、保護者関係を考える際に、保育園型の場合は保護者も忙しいので話す時間が限られてしまい、保護者との信頼関係構築が難しくなります。

幼稚園型の場合は、働いていなくても預けられるのが魅力ですが、保護者の中には預けながら働いている人も多いです。

ですから、仕事をしておらずにゆっくりと話に時間を割いてくれる保護者と、働いていて時間のない保護者で接する時間に差が出来てしまいます。

その差を埋める為に、保護者対応の方法を考えなければなりません。保護者関係に躓いてしまった人は、保護者関係を作る方法を学び直してから認定こども園への転職・就職を考えた方がいいでしょう。

認定こども園の給料は?

気になる給料ですが、施設ごとに給与は違います。

そして、驚くべき事に、元々保育所として運営していた所が認定こども園になっても、給料がほとんど変わらない事もあるのです。

理由としては受けられる補助金の金額が変わらない、園自体が営利目的であれば補助金が増えても人件費には還元しないなどが挙げられます。

認定こども園での平均給与は、約22万円と保育士の平均である18万円を大きく超えています。

これが園の規模や立地(※地方か都心かなど)で更に給与が上がります。賞与は2.32.5ヶ月分で平均は約60万円と保育士にしてはかなりの高待遇となっています。

年収に換算すると約310万円、十分に一人暮らしをしていける額です。

ここに、更にほとんどの園では何かしらの補助(※社会保障、住宅手当、交通費全額支給)が添えられます。

園の立地によっては、公共交通機関での通勤が難しく、車通勤を余儀なくされる場合もありますが、そういった場合はkmで交通費を換算して出してくれるので安心です。

休みや土日は?

幼稚園の場合は土日祝日必ず休みになるので、週休は二日となっています。公休は毎月大体810日、有給を足せば更に増える事もあります。

しかし、保育所は働く保護者の要望に応えて土曜日も開設をしています。認定こども園も同じで、土曜日も開設を行っています。

ですから、認定こども園の場合は日曜日+公休23日なので、休みは保育園と変わらない程度しかありません。

幼稚園のような長期休暇は、それぞれの分野で変わってきます。幼稚園型に通わせている人は長期休みがありますが、保育園型に通わせている方には夏休みはなく、お預かりを続行しています。

ですから、自分が幼稚園型に行くのか保育園型に行くのかで休みの取り方も日数も変わってきます。

幼稚園型は夏休みとしてお盆も丸々休めますが、保育園型は保育士同士で交代しながら休みを取るので、お盆を休めない可能性もあるのです。

家庭を持つ人や、どうしてもお盆にお休みが欲しい人は幼稚園型のように夏休みを取ってくれる方に就職した方がいいでしょう。

勤務時間は?

勤務時間は7.5時間~8時間(※休憩は含まない、休憩は1時間程度)がオーソドックスですが、なかなか現場が忙しいので、丸々休憩を取れる事は少ないです。

お昼寝のあるクラスでも、子ども達の様子を見る保育士は一人いれば十分ですから、パートの保育士などが専属になってお昼寝の見守りを行うので、他の職員は幼児クラスの人手が足りていない場所で補助を行ったり、工作や行事準備でかなり忙しいでしょう。

子ども達が寝ている間も保育士は休みではありませんし、結局1時間の休憩も満足に取れずに20分程度しか休めない事が多いです。

そして、認定こども園では行事も沢山ありますし、製作や行事準備で残業や持ち帰りの仕事が多いです。また、保育にこだわりを持っている為に研修や勉強会がよく開かれます。

保護者トラブルもよくあるので、定時に上がれる事はまずないと思って良いでしょう。

正社員?安定してる?

認定こども園も同じですが、保育所や幼稚園では人の入れ替わりが激しい為に、正社員登用をする前に12年ちゃんと耐えられるかを見極める期間があります。

その期間は嘱託職員・派遣保育士として、正社員保育士に近い待遇を受ける事が出来ます。

派遣・嘱託職員でも、人数不足がいつも懸念されているので、クビになる事はないです。

ただ、全てのクラス(※0歳~5歳児まで)を担任出来る人が特に重宝されますし、優先的に正社員に誘われるので、どのクラスにも経験だと思って必ず経験しておく事が大切です。

一度正社員になれば安定はしますが、結婚・出産を経て独身の頃同様にバリバリと第一線で働く事を求められてしまうので、実質産休後に少し働いて辞める人、産休前に辞めていく人が多いです。

その他、普通の保育園と比べてのメリットやデメリットなど

認定こども園でのメリットと言えば、給与・賞与が普通の保育所よりも高い事、学習面でのサポート・指導法を見に付けられる、一度認定こども園で働いていると、保育所に戻ってもその技術を活かしやすいので転職をしやすい事が挙げられます。

しかし、普通の保育所と比べてのデメリットを挙げる際に言われるのが、保育士資格や幼稚園教諭の資格を療法所有しないと入れません。

もしも片方だけで入った場合、仕事が制限されてしまいます。

元々いた場所がそういった認定こども園に変化した場合、保育士として第一線で活躍していたものの資格や免許を持たないからと第一線を外されて補助の役割に割り当てられる事もあります。

両方の資格を持ち、保育も幼稚園教育も両方行う覚悟がないと、認定子ども園で働くのは大変でしょう。

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