院内保育ってどんな所?気になる給与や仕事内容を解説!

病児保育と勘違いされ気味なのがこの院内保育です。

病児保育は何かしら体調を崩している子ども達を預かる場所、院内保育は併設または設置されている病院のスタッフの子ども達を預かる場所です。

院内保育はなかなか場所柄実習生を受け入れている所が少なく、意外と保育士でも知らない人が多い仕事です。

ですが、給料も良く福利厚生も充実し、更には残業も少ない非常に好条件の職種なのです。

今回はこの院内保育について紹介していきます。

院内保育所の給料は?

院内保育所は高給であると言えます。

その理由の一つが、病院という強い組織が運営を行っているからという事が挙げられます。

院内保育所の平均給与は保育士全体の平均と同様の18万前後がオーソドックスですが、それ以下の給与を出す所はあまりないようです。

病院が大きい所はその分院内保育所の規模も大きくなるので、給料も20万円を超える所も出てきます。

賞与も必ず年二回支給されますし、その額は2.42.6ヶ月が主流となっています。

そして、何よりも嬉しいのが夜勤手当がつく事です。

院内保育所では、夜勤を行うスタッフの為に、夜間も保育所が開設されます。

その為に、同じように保育士も夜勤を行わなければなりません。

しかし、場所によっては夜勤の際のみアルバイトを採用して夜勤をしなくて良い様に配慮してくれる所もありますし、場所柄長く勤める人を大切にする傾向があるので、産休や育休は取りやすいですし、家庭のある人は夜勤を外して貰えます。

ガンガン稼ぎたい人、家庭を大切にしたい人で働き方を変える事が出来ます。

休みや土日は?

入院施設のある大きな病院は、365日患者がいなくなる日はないので、土日も勤務を任される可能性があります。

普通の保育所の様に、祝日やお盆・年末年始にお休みが貰える可能性も低いです。

日にちをずらして交代で休みを取る事こそあれ、何か事情がない限りは勤務が回って来る事も考えられます。

しかし、病院スタッフ同様に週休2日を定め、職員を上手に入れ替えながら運営している所が多いので、休みは普通の保育所よりも多いです。

年休も、その時の人数や組み合わせにもよりますが、取る事は十分に出来ます。

なるべく有給を消化する事を推奨されるので、休みに関しては募集されている所を見ても平均年休100日前後と高待遇となっています。

勤務時間は?

勤務時間は夜勤か日勤かによっても大きく変わりますが、日中勤務の場合は7.5時間~8時間、夜勤が入ると休憩も含めて10時間以上の勤務を組まれる事もあります。(※仮眠時間を1.5時間~3時間含む)

夜勤は元々少人数の院内保育が更に少人数になるので、一人で夜勤を行う事も考えられます。そういった場合は何かトラブルが起きても自分で対処しなければなりませんし、保護者対応も一人になります。

院内保育は病院スタッフのシフトによって登園する子どもが増減したり、登園する顔ぶれが全く違います。

子どもと保育士でも合う・合わないがあるので、自分が勤務の際はどうしてもその合わない子ども達とも分け隔てなく接する事が求められます。

どんな子どもにも柔軟に対応出来る事、勤務時間が多少前後しても問題がないという人にはオススメの職場です。

そして、もう一つ嬉しいのは残業時間があまりない事です。

運営するのが病院という事もあり、なるべく残業をせず定時で上がる事が求められます。

また、

正社員?安定してる?

院内保育は正社員登用があります。

大きな病院になればなるだけ信頼は大きくなるので、やはり昔から勤めて信頼のある保育士を置きたがるので、正社員として大切にしてくれます。

ほとんどの院内保育所が正社員登用を前提に雇用してくれる上に、正社員雇用を目指した嘱託職員として採用してくれる所もあります。

また、正社員登用をしてもらえなくても、長く勤めればチャンスは必ずやってきます。

何かしら重大な事故を起こさない限り、病院側からの解雇はないと考えて大丈夫です。

ですから、安定性も十分にありますし、正社員として活躍する事も十分に可能です。

人手不足が続く保育業界では、安定性はどの仕事にもありますが、院内保育は高待遇を受けられる事から常に人気があります。

見つけた場合はすぐに応募する事が大切です。

病院に併設されている所では、行事も少ない所が多いので行事の準備に駆り出されたり、残業や持ち帰りの仕事を行う事もあまりありません。

その他、普通の保育園と比べてのメリットやデメリットなど

普通の保育所よりも賞与・給与が高い事、年休が多い事、福利厚生が充実(※住宅手当全額負担、産休・育休が取れる)、病院スタッフの子どもだけという条件付きなので、自然と少人数制となる為子どもと向き合える、保護者と大きな意味では同じ職場なので、共通意識から保護者トラブルが少ない事が挙げられます。

普通の保育所では保護者と連携も取りづらく、保護者関係もぎくしゃくなりがちです。

しかし、院内保育所であれば少人数なので保護者ともしっかり向き合えますし、同じ職場なので何かあった時の連携のしやすさは比べるまでもありません。

デメリットとして挙げられるのは、病院という事もあってかなり感染症にかかりやすいです。

風邪やインフルエンザの時期、嘔吐下痢の時期など、季節ごとの感染症患者と同じ空間にいる事となるので、いくら保育室が離れていたり、マスクなどの感染予防を行っても、どうしても感染リスクは普通の保育所の倍以上になってしまいます。

感染者との接触を避けても、子どものお迎えの際に病院スタッフである保護者と接すれば感染する可能性も出てきます。

また、子ども達が感染したものが移ってしまう事も考えられるので、リスクはかなり高いです。

院内保育所は元からが少人数なので、一人が突然抜けると穴埋めが難しいので体調管理は絶対条件となります。

また、院内保育所という事もあって、行事も小規模であったり、病院スタッフの仕事の合間となってしまうので、行事自体が少ないというのも挙げられます。

自分が主体となって行事を盛り上げたいと思っても、行事自体がほとんどないので思い出作りの主となるのが日常の保育と設定保育となります。

普通の園よりも日常や設定保育に工夫が求められるので、保育士としての技量・知識・アイディアが必要となります。

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