公立保育園ってどんな所?気になる給与や仕事内容を解説!

労働環境の良さに加えて、狭き門である故に人間関係も洗練されているのが公立の保育所です。

保育士の業界の中でもその条件の良さは際立っており、保育士を目指す人は憧れる職業でもあります。

しかし、公立の保育所で働く保育士も良い事ばかりとは言えません。働く人の性格ややりたい事・保育観によっては、私立の保育所で働く方が向いている場合もあるのです。

今回は効率保育所の仕事、給与・待遇、私立園との違いやメリット・デメリットを紹介していきます。

仕事内容

仕事内容自体は特段変わった事はありません。

普通の私立の保育所同様に、保育に欠けてしまう子ども達を預かって、保育を施します。

私立の保育所と大きく違う事として挙げられるのは、こだわりの特色や保育法を持っていない事でしょう。

公立の保育園では、一つの保育法に拘る所が少なく、子ども達を安全に預かる事が目的となっています。

例えば、最近私立の保育所では、英会話を日常の保育や設定保育に取り入れたり、芸術面での英才教育を行う為に鈴木式などを取り入れている所もあります。

他の保育所との差別化を図る事、独特な保育を極める事で将来活躍する人材を育てる事が目的の保育所も増えています。

ですが、そういった保育所では必ず研修がつきものです。毎年保育の指導法もレベルアップをしていくので、その都度しっかりと自分の物にする事を保育士は求められます。

毎日行うおむつ替えや絵本読みなど、自然と日常の保育でレベルアップをしていく物ではなく、自分の休みやプライベートな時間を犠牲にして勉強を重ねなければいけないのは、激務の保育士にとってはかなり大変な事だと言えるでしょう。

休みや土日は?

公立の保育所は、普通の公務員と同じ扱いなので、土日は休みとなります。

また、祝日も必ず休みになりますし、夏季や冬季にも多少の休暇は取れるようです。

有給もなるべく消化していく事を勧められるので、休みは保育士の仕事の中でもかなり多い方となります。

私立の保育所は、現在保護者達の働くスタイルに合わせる為に土曜日も開設しているので、土曜日も出勤をさせられます。

同じく祝日は休みになるとしても、有給は人手不足で取れませんし、月の公休も6日前後なので、結局年休は驚くべき事に、90日前後となっています。

公立の保育所は毎年昇給をしていくので、働いた分しっかりと見返りが期待できます。

しかし、私立の保育所は毎年の昇給を行っている所は少なく、休みも少ないので働いた分が報われるかと言われると、難しいと言わざるを得ません。

勤務時間は?

勤務時間は公務員なので、8時間勤務の形を取っています。

公務員ですから、残業なども推奨されてはおらず、なるべく勤務時間内に仕事を終える事が条件となっています。

そして、残業をするにしても必ず残業代が出るので、働いた分だけ必ずお給料はもらえるようになっています。

行事前などの忙しい時期も、全て残業代は支払ってもらえるので、持ち帰りでタダ働きをする必要がありません。

保育士は日常の業務もそうですが、保育の準備でもかなりの時間を取られます。

私立の保育所でよく行われているサービス残業も、上記に書いたような行事の準備や設定保育の準備などがあります。

平均でも一日12時間は必ず残業している上に、家に帰っても持ち帰りの仕事に追われるので、そういった面から言っても公務員保育士はかなり高待遇だと言えます。

正社員?安定してる?

公務員保育士にも正規と非正規があります。

公務員保育士は各自治体の公務員試験に合格すればなる事が出来ますが、倍率はかなり高く、年齢制限を行っている自治体もあるので、制限年齢に達するまでに合格しなければなりません。

一度公務員になれば、福利厚生もかなり良いので定年まで働く事は十分に可能ですし、その証拠に現在の公務員保育士の平均的な年齢は44歳とかなり高くなっています。

私立の保育所では平均年齢が32歳とかなり低く、離職率が高い事が伺えます。

公務員保育士になれば、将来も安定していると言えるでしょう。

しかし、どうしても公務員保育士になれなかった場合は臨時職員という手もあります。

保育士は産休に突然入る事になった保育士の代わりや、突然辞職してしまった保育士の代わりに、臨時で職員を採用する事があります。

安定性には多少かけてしまうものの、公務員保育士と同じ待遇で働く事が出来ますし、働きぶりが認められれば契約を延長して貰える可能性もあります。

公務員試験を受けながら、臨時職員として現場で活躍する事も出来るので、臨時職員の募集にも目を通してみるといいでしょう。

その他、普通の保育園と比べてのメリットやデメリットなど

公務員保育所で働くメリットとして挙げられるのは、上記に記したような給料面、福利厚生面などです。

デメリットとして挙げられるのは、最低限の保育技術しか身に付かないという事です。

私立園で保育士は、それぞれの園の特色や推し進める保育法を見に付けて子ども達に指導を行います。

そして、転職の際も自分がどんな特色のある園に勤め、実力を付けたのかを尋ねられます。

公立保育所では、保育技術は見についていても、突出した音楽指導、芸術指導などの特色を見に付けにくいので、自分のアピールポイントがなくなってしまうという点が懸念されます。

また、公立保育所に限った話ではありませんが、公務員保育士には転勤がつきものです。

公立の保育所で働いていても、突然児童養護施設などの全く違う形態の施設に異動を余儀なくされてしまう事があるので、全く畑違いの場所で一から勉強しなおさなければいけない事もあります。

また、昇進も年齢によってなので、全く畑違いの所で重大なポジションに就かされる事もあるので、プレッシャーも大きいでしょう。

福利厚生や給料に関しては文句なしですが、そういった不安と隣り合わせで働かなければいけないので辛い所です。

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