私立保育園ってどんな所?気になる給与や仕事内容を解説!

私立の保育園は様々な特色を持っています。

他の私立と差や特色を出す為に、保育法を取り入れている所も多いです。

今回はそういった私立園での仕事内容や、給与、福利厚生について紹介していきます。

私立園はそれぞれの園で待遇が全く違うので、自分が就職した所がすべてだと思ってはいけません。

色んな園があるという事を頭に入れて臨んでください。

給与はどれくらい?

私立の保育園と言ってしまうと、認可も無認可も全て含まれます。

院内保育や企業付き保育も私立保育園扱いなので、かなりばらつきがあるのが現状です。

一番低い園で手取りが10万~12万、経営が苦しい所では、驚くべき事に8万などぎりぎり10万円に届かない園も多いのです。

しかし、対して私立でも認可が下りている園では最低でも12万以上の手取りから始まり、一番高い所では手取りで1718万円に達する所もあります。

院内保育や企業付き保育所はかなり高待遇な所が多いので、最低でも手取りは17万円以上、残業手当や場所によっては夜勤手当も完備で、給与が20万円を超える所も珍しくはありません。

公務員保育士が毎年昇給するので一番良いと言われていますが、もしも公務員保育士になれなかった場合は私立の中でも、院内保育や企業付き保育所で働く事をオススメします。

休みや土日は?

休みは私立保育所の場合、院内保育以外は日曜日は休みの所が大半です。

また、院内保育所以外は祝日も休みになります。

院内保育は病院で働くスタッフの子どもの預かりになるので、基本的に土日や祝日は関係ありません。

スタッフ全員で36524時間を交替しながらこなしていきます。

しかし、実際私立の保育園は土曜日も出勤になっている園が多く、そのほとんどが隔週2日休みを採用しているので、祝日を入れても6日~7日しかお休みはありません。

対して院内保育や企業付き保育所はきっちりとした週休二日が貰えますし、夜勤明けは自由なので休みの体感で言えば院内保育が一番休みが多く感じると思います。

有給が消化しやすいのも院内保育と企業付き保育園などの福利厚生が充実した所です。

勤務時間は?

勤務時間はそれぞれの場所で全く違います。

しかし、一般的に7時間~8時間勤務である所が多いようです。

夜勤がある院内保育所はどうしても10時間以上の勤務になってしまいますが、休憩や仮眠はきっちり取れるように調整されているので安心です。

院内保育所は夜勤がある為に夜勤の間に事務作業や自分の仕事を終わらせるようにと言われます。

ですから、持ち帰りや残業が少ないのが魅力です。企業付き保育所も、どうしても企業に勤める保護者の子どもだけという縛りがある為に、図らずも少人数制になっている所ばかりなので、業務も私立の保育園に比べて半分以下で済みます。

普通の私立保育園になると、人手も足りない上に日中は自分の仕事をこなす暇などないので、どうしても毎日最低でも1時間以上の残業時間が発生してしまいます。

保護者が延長保育に遅れたらその分また仕事が出来る時間が延びていくので、2時間以上の残業が確定してしまいます。

行事前はもっと大変で、14時間近い勤務をしなければいけない時もあります。

行事は装飾から進行、保育士の立ち位置まで全て現場の保育士達で決めて準備をしなければいけないので、どうしても時間がかかってしまいます。

正社員?安定してる?

一番正社員登用で安定しているのは、院内保育です。

病院が潰れる事はほとんどないので、将来性も心配いりません。

次に安定しているのが、薄給ながら私立の保育園です。

どうしても企業付き保育園となると、企業の経営が悪化した場合に廃止になったり、企業自体が潰れてしまう危険があります。

正社員登用は全ての私立園で可能ですが、上記の理由から一番目指すべきは院内保育所、次に私立の認可保育所、認可外保育所、企業付き保育所の順番です。

歴史のある大企業である場合は倒産の心配もないので、院内保育か企業付き保育園か自分の好きな方を選んでいいでしょう。

その他、普通の保育園と比べてのメリットやデメリットなど

私立保育所は公立保育所とよく比べられる事があります。

また、私立と一口に言っても以下の種類が並べられます。

・認可保育所

・東京都のみで施行されている認証保育所

・認可外保育所

・各地域の自治体の条件を満たした保育所(※自治体によって呼称が違う)

・企業付き保育所

・院内保育所

・認定こども園

上記のような施設形態を取らない所では、

・ベビーシッター

・チャイルドマインダー

・保育ママ

・病児保育

などがあります。

いずれも場所によって仕事内容は異なりますが、共通しているのは普通の保育所と変わらない年齢層を相手にするという事です。

そして、メリットとして挙げるとすれば、公立保育所は昔からの託児・保育の機能を重視しており、園の特色はない所が多いです。

その為、勉強会などはほとんどなく、定時になれば帰宅する事が推奨されています。

育休・産休制度も充実しており、定年まで働きたいと思っている人が多いです。

給料も毎年昇給制で、少なくとも1万~2万は必ず上がると言われています。

デメリットとしては、保護者との衝突が多い事が挙げられます。

公立の保育所となると信頼も厚く、保育料も安いので保護者は殺到します。

しかし、公立故に融通がなかなか利かず、どうしても子どもが熱や怪我などをした際にはすぐに迎えに来てもらえる様にと保護者へ説得を行うのです。

保護者によっては様子を聞いて、大丈夫そうであれば1時間程で迎えに行けるという人がいても、何かがあってはいけないからすぐに迎えに来て欲しいと公立園では徹底されています。

そういった融通の利かなさで利用しにくいと感じる保護者も多いようです。

私立園のメリットは、自分の働きたい分野・場所・人数・特色を幅広い範囲で探せる事です。

上記の様に大体の児童福祉は網羅しているので、自分の働きたい場所を選んで働く事が可能です。

デメリットとしては、公立園よりもどうしても福利厚生・給料面で条件が悪くなる事です。

私立園の中には、保護者の保育料だけで経営を賄っている所もあり、保育士の給料もかなり低いです。中には一桁しかもらえない園もあり、保育園間の格差も問題になりつつあります。

私立園では自分の経験やしたい保育を実践しやすいですが、有給を使いやすい園に当たる確率はかなり低いです。

自分でしっかりと条件を決めて、沢山の園を吟味した上で就職・転職活動を行うようにしてください。

COMMENT