保育士になる為にはどんな人が向いているの?徹底解明!

子どもの発達を援助し、保育を施すのが保育士の仕事です。やり甲斐もありますし、子どもと共に自分も成長する事の出来る素敵な仕事ですが、向き・不向きな性格もあります。

今回は保育士に向いている性格の人、向いていない性格の人をそれぞれお伝えします。最初に言っておきますが、誰だって保育士になれるチャンスはあります。少しでも保育士に向いているという性格に近付けるように努力しましょう!

向いている性格:コミュニケーション能力が高い

保育士は対人の仕事です。周りの保育士、子ども、保護者と常に他人と関わりながら過ごす仕事なので、一人になる時間はほとんどありません。

保護者と子ども達とは信頼関係を、保育士同士では円滑に業務を進められるようにお互いの保育観を譲り合い、理解し合いながら仕事をしなければいけません。私が働く中で、向いているなと感じた性格は以下の通りです。

・「保育はこうあるべき!」と決めつけず、相手の考えも受け入れて積極的に真似が出来る

・保護者に対してどんな時も笑顔を見せられる

・好き嫌い・生理的嫌悪を表情に出さないで付き合っていける

・進んで仕事を求めようとする・他の先生の仕事を手伝う

保護者も子どもも自分では選べません。

一度担任になったら、依怙贔屓や生理的嫌悪があるからとその子どもや親と距離を取ろうとしたり、無視する事だって許されません。

誰とでも笑顔で世間話が出来、その日あった事を楽しく語れるコミュニケーション能力が必須になります。

向いている性格:臨機応変に反応できる

保育士の立つ現場では、日々様々なトラブルが起きます。

子どもの喧嘩から始まり、保育士同士の衝突、子どもの怪我、設定保育でのトラブル、保護者とのトラブル、子どもと保護者の関係性の悪化など、子どもと保護者の数だけトラブルは存在します。

そんな現場で求められるのは臨機応変さです。私が経験した中で臨機応変さが重要だと感じた出来事は、ノロウイルス感染の疑いのある子が嘔吐した時です。

その日は外の気温が格段低かったので、まだ2歳児クラスの子ども達には寒過ぎるだろうと、一日室内保育を行う予定にしていました。

しかし、その日の午前中、朝から元気のなかった子どもが突然室内で嘔吐してしまったのです。

ノロウイルス感染が酷かった時期なので、すぐに保育士同士で連携を取り、他の子どもを吐瀉物から引き離し、多目的ホールへと誘導する保育士、吐瀉物の処理をする保育士、嘔吐した子どもの着替えと検温を行った後様子を見る保育士と、わずか30秒の間に分担して行動に移したのです。

子ども達を一刻も早く吐瀉物から引き離す事も重要ですし、その後の子ども達へのフォロー、多目的室でどんな保育を行うか引率の保育士は決めなければいけません。

私はその引率の保育士だったので、まずは子ども達に多目的室に移動した理由として、「今日は保育園の中を冒険するよ!」と説明し、その後多目的室の中でピアノを使って音に合わせて歩く・走る・飛ぶなどの冒険要素を含んだリトミック運動を行いました。

どんな時でも子どもに悟られる事なく、全てを臨機応変に楽しい保育に変えるのも保育士の仕事です。

向いている性格:人の話を聞く事が出来る

保護者は時に保育士に対し、自分の心の中に抱えている育児の悩みや家庭の悩みを打ち明けてくる事があります。保育園の入園資格は、保護者が働いている・病気で保育を行えないというものがあります。

ですから、保護者同士の繋がりも幼稚園などに比べるとどうしても薄くなり、ママ友作りが出来ない保護者も少なくはありません。

そこで、担任の保育士に話を聞いて欲しいと話しかけるのですが、そこで求められるのが人の話を聞き共感する事の出来る性格です。

保護者は自分なりに育児本を読んだり、様々な場所から情報を集めて毎日懸命に子どもと向き合い育児をしています。

保育士が自信と誇りを持ち保育をしているのにケチを付けられて怒るのと同じように、保護者も自分が頑張っている育児を保育士に否定されてしまうと傷付き、話そうとする気を失ってしまいます。

保護者はただただ、自分の辛い、苦しい、誰も助けてくれない、という辛い気持ちを吐き出して、気持ちを整理し切り替えたいと考えている場合が多いのです。

ですから、むやみやたらにアドバイスを送るよりも、相槌を打ちながら共感し、保護者に対して「一人でここまでよく頑張りましたね」の気持ちを込めて話を聞くのです。

人の話を真剣に聞く事の出来る性格の人の方が、保育士には向いています。

向いていない性格:内向的

保育士を目指す人の中にも、必ず内向的な人はいると思います。内向的でも保育士になりたいと志すのは全く問題ありませんが、内向的な性格は保育士になる前に直しておいてください。

保育参観や行事では、ざっと保護者含め40人近い人数が保育士の動向を見守りますし、これが生活発表会になると全クラスの保護者ですから500人近い人数に膨れ上がります。

そんな膨大な人数の前で、大きな声と笑顔で演目を紹介したり、ピアノを弾かなければなりません。

保育参観では率先して保護者の前で司会を務める事も求められます。内向的で子どもとだけ上手に向き合えればいいという訳にはいきません。

人前で大きな声を出せる、ピアノを弾きながら笑顔で率先して大声で歌える、司会を務める度胸がある事が必要条件です。

向いていない性格:口が軽い性格

口が軽く、おしゃべり好きな保育士は私の経験上必ずと言ってよい程足元を掬われて痛い目に遭っています。

保育園では常に様々な悪口が飛び交っており、その対象は同僚に対して、先輩に対して、後輩に対して、保護者に対してなどです。

逆に保護者から保育士の悪口を伝えられる事もあり、それに同調してしまえば最後、保護者の間では

「あの先生は口が軽くて、平気で他の保育士の悪口を言う先生」

と言われ、保護者達から避けられる・冷たくされてしまいます。また、他の保育士からも信頼を失い、どんどん孤立してしまいます。実際にそのパターンで辞めてしまった保育士が、私の同僚一人、後輩に一人それぞれいます。

簡単に人に流されて同調し、口軽く情報を喋る人は保育士に向いていません。

まとめ

保育士に向いていない性格に多く当てはまった人でも、気付いた日から保育士に向いている性格に近付ければ問題ありません。

実際に、私自身他人に対してあまり愛想が良い方ではありませんでしたが、保育士の仕事中のみはニコニコして口硬く他の保護者の情報や他の保育士の事は一切話しませんでした。

話す際にも褒める事しか言わず、保護者や保育士達からは「寡黙な先生だ」と評価を得ていました。

仕事中とプライベートが180度違う保育士は大勢います。仕事用の性格と、プライベートの性格を上手に切り替えていきましょう。

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