保育指導案ってどんなものなの?

保育士が就職して、苦労する事の中でも上位に位置付けられている保育指導案。

書き終わらずに、夜中まで家で格闘するや、保育園で主任保育士に付き添われながら残業して書き上げる保育士まで様々です。

今回はそんな保育士を苦しめる保育指導案について紹介していきます。

保育士同案とは?

まずは保育指導案がどんなものかを知りましょう。

保育指導案とは、それぞれの園で違いますが、設定保育の際にどんな保育を行うのか、どんなねらいを持っているのか、どんな配慮が必要なのか、子ども達がどんな反応をしたのか、そして反省や展望を書くものです。

これだけ書くと簡単そうに感じますが、書くのは非常に大変です。

子ども達は予想のつかない行動を取るので、ある程度の行動を予測して書く事が必要です。

一緒に動く保育士が把握しやすいように、座る場所や位置関係を図にして書かなければいけない園もあります。

まだ設定保育に慣れていない保育士は、導入や子どもにどんな声掛けを行うかも書かなければいけないので、導入部分だけでもかなりの量になります。

次の文章からはそれぞれの部分を細かく見ていきましょう。

配置

まずは子ども達の配置です。

保育士がどこに立つか、子ども達全員から保育士が見えるような机の配置を考える事が必要です。

ずっと座って作業をする場合の配置はそのままで構いませんが、もしも移動をする事があればその配置も必ず書かなければいけません。

また、何か道具を使う場合は、道具をどこに置いておくのか、邪魔になった物をどうやってはけさせるかなどの導線まで書き込む事が必要です。

子ども達の予測される動き

これは、設定保育を行う中で、子ども達がどんな動きをするのかを書きます。

例えば、保育士が導入を行う際には保育士の真似をして手遊びを行う、その際に集中できていない子どもがいた場合は補助の保育士に傍について貰い声掛けを行う等、予想外の事があった場合でも対応出来るように様々なパターンを考えておかなければいけません。

子ども達の中には発達障害を持っている為に保育士の補助を必要とする場合があります。

そういった時に、周りの子どもから「何で〇ちゃんだけ助けるの?」と不思議に思われないように、さりげないフォローをする方法などを考えましょう。

保育士の行動と配置

保育士の配置と行動を詳細に書かなければいけません。

保育士がどんな導入をするのか、どんな言葉掛けで子ども達のやる気を引き出すのか、主任保育士達からも特に注意して見られる部分です。

まずは導入ですが、導入では子ども達の興味を引く手遊びや歌を使って、保育士の方へ意識を惹き付けます。

そして、次に設定保育の展開方法を書いていきます。導入からどんな流れで設定保育に入っていくのかを書きます。

全く関係ない手遊びから入る場合は、まずワンクッションとして子ども達に今から何をするかを話す必要があります。

手遊びはなるべく設定保育に絡む物を選んで、手遊びからスムーズに設定保育に入る流れを作りましょう。

手遊びだけではなく、設定保育に関係する絵本を読むのも良いでしょう。

そして、設定保育で行う事の説明、その後子ども達が作業する間の保育士の動き、考えられる援助、そしてトラブルが起きた際の導線も書いておくと安心です。

反省

反省は全て終わった際に書き添えます。

起こってしまった予想外のトラブル、混乱した事、こうしておけばよかったと後悔した事などをまとめておきます。

そして、次に自分が設定保育を行う際に、その経験を活かせるようになるべく詳細に書き記しておく事が大切です。

ここで気を付けたいのは、反省した事に加え、どうすれば次回はそのトラブルを防ぐ事が出来るのか、どんな対応をするのが好ましかったのかを書いておきましょう。

まとめ

設定保育は毎日行われる事です。

保育指導案を毎日書く事で、段々慣れてきて書くスピードも上がるでしょう。

経験を積む事で、その場面でどんな配置をすれば効率的なのかもわかってい来るので、たまに指導案を見返したりして復習をする事が大切です。

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