幼稚園と保育園、どっちの方が働きやすい?

幼稚園と保育園は、外から見ると殆ど違いが見えないという人も多いでしょう。

しかし、実際中に入ってみると全く違う事を理解して貰えるでしょうし、仕事の負担も全く違います。

今回は、保育士や幼稚園教諭として働きたいと思った時に、自分に合った働き方が出来る所を探す為にも、幼稚園と保育園の違い、どんな働き方があるのかを紹介していきます。

幼稚園と保育園の違い

まずは二つの違いを知らなければいけません。

・幼稚園では学習指導を行わなければいけない

・保育園は0歳児(※大体生後6か月の首が据わってから)から5歳児の未就学児を預かるが、幼稚園は3歳から5歳児までの未就学児を預かる

・幼稚園には基本的に延長保育が無い

・保育園は日・祝日・年末年始・お盆は交代で休みを取る事が出来るが、幼稚園は夏休みと冬休みがある

・給与は幼稚園の方がいい

これだけの違いがあります。

幼稚園では、普段の設定保育に加えて学習も指導しなければいけません。

保護者も、子ども達に基本的な読み書きや計算が出来るようになって欲しいからと幼稚園に通わせている人も多いです。

また、小学校受験を目指す人は、学習指導を行ってくれる幼稚園へと子どもを通わせます。

幼稚園教諭になるなら、学習指導の方法も取得していかなければなりません。

保護者からは学習面でクレームがつく事もあるので、幼稚園教諭は給与は高いですがその分プレッシャーも大きいです。

乳児クラスがないので、ハードに感じる人も

乳児クラスがないので、パートやアルバイトだとしても一番下は3歳からなので、体力が求められます。

保育園の乳児クラスは、設定保育が簡単な物が多く人数も少ないので、正社員の保育士は一人~二人配置された上で、残りはパート保育士で賄われている所が多いです。

持ち帰りの仕事もなく、体力も幼児クラスと比べては使わなくて済むので、ブランク明けや軽いパートやアルバイトの気持ちであれば、保育園の方が気軽に働けると思います。

正社員や派遣・契約から正社員を目指す人は、どこのクラスに配置されるのかは保育園でも分かりませんし、どうせ同じ年齢を担任するなら金銭的に高い評価を貰える幼稚園教諭の方がいいでしょう。

休みが多いのは

上記でも書いたように、幼稚園には夏休みと冬休みがあります。

勿論祝日は休みですし、土曜日もお休みです。

対して保育園は、保護者のニーズが多様化し、土日も仕事の保護者が増えてきました。

そこで、土曜日も保育を行っている所ばかりです。

その為に、保育士も土曜日は出勤となっています。配置や希望によっては(※元から土日休み希望であったり、短時間保育専門の場合)休みになりますが、正社員登用をされていたり、正社員登用を目指している人は出勤になります。

早く帰れるのは幼稚園

幼稚園は延長保育を行っている所は少ないです。

保護者が働いていなくても入園出来る事や、短時間で働いている保護者も多いので、延長を頼んでくる人も少ないです。

そして、その延長を願い出る人の対応をするのも、延長保育専門のパート・アルバイトなので、正担任は14時になって子ども達を送り届けたら、後は自分の仕事をしたり、保育室の清掃を行って、遅くても17時~18時には帰宅する事が出来ます。

朝も園は早くても8時からの所が多いので、出勤も早くて7時からで大丈夫です。

対して保育園では、フルタイムで働く保護者の子どもを預かるので、朝は7時から開いています。

保育士はこの登園に間に合うように、6時半には出勤しておく必要があります。

そして、延長保育は1920時まで行われるので、もしも何か問題が発生して保護者とどうしても顔を合わせなければいけないトラブルが起きた際に、保護者が来るまで待たなければいけないので、帰れずに最長で14時間勤務となってしまいます。

また、最近では保護者の夜勤に合わせて24時間勤務の保育所も開設されています。

そういった所では夜勤も行うので、勤務時間は上記同様に14時間近くに上る事もあります。

残業代は殆ど出ず、多くても3分の1程度しか出ないので、労働に見合った対価はもらえません。

幼稚園は学習クレームが怖い

保護者は幼稚園に通わせる上で、学習に対して期待を抱きます。

小学校に通った際に困らないのは勿論の事、小学校受験を目指したり、小学校でも学習を頑張って欲しいと願い、学習に力を入れている保護者も多いです。

幼稚園とは別にプリスクールに通わせている保護者もいますし、幼稚園で英語教育を取り入れている園もあります。

そこで大きくなるのが幼稚園教諭の学習面での負担です。

普段の設定保育に加えて学習指導になるので、両方の準備が必要です。

使う教材の準備、実際に行ってみての子ども達の反応や知識が深まったかどうか、幼稚園教諭の大変な所は、短期間で結果をどんどん出していかなければいけない所です。

その為には、子ども達が学習をしたくなる環境や気概を作らせる事まで気を回さなければいけません。

学習を自らする姿勢も子ども達に身に付けさせる事も大切なので、そういった面か幼稚園教諭は保育士よりもクレームを受ける回数が多くなるでしょう。

まとめ

幼稚園教諭と保育士であれば、アルバイトやパートであれば、どちらでも構わないでしょう。

乳児を担当したければ保育園など、条件を吟味して決めた方がいいと思います。

正社員・派遣や契約から正社員の場合は、休みが多く給与も高い幼稚園教諭を目指す方がいいでしょう。

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